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今回はバスプラグを前提にお話します。
フックは消耗品ですが、
ルアー設計の一部です。
そのルアーを作った方やメーカーがテストし、
そのルアーがきちんと機能することを前提に選定して装着されています。
(昔は冗談だろ?というフックが付いているモノもありましたが。)
なのでフックが傷んだから交換しようとなった場合、
適当に選んで装着すると
・泳がない
・動きが変わる
・深度が変わる
・姿勢が変わる
・フッキングが悪くなる
こういう問題が起きます。
原因の多くは、設計基準となる純正フックと、交換フックのサイズ・重量・形状の差です。
なぜ純正フック重量が基準になるのか
売っている状態以外を基準にする理由は、基本的にありません。
そのルアーは、純正フックを前提にテストされています。
まず純正を基準にし、必要があれば理由を持って変更します。
純正とは異なるフックに交換すると、程度の差はあれ、
・潜行深度
・ロール/ウォブル
・姿勢
など、さまざまな点が変わります。
まずやること:純正を知る
とりあえず現状復帰を試みる場合は、
代替フックを探す前に純正フックを確認します。
・メーカー
・モデル名
・サイズ
メーカーHPやパッケージに記載があれば、
同じフックを用意すれば現状復帰できます。
記載がない場合は、
・ネットで検索
・形状から推定
・実物を比較
このあたりで探します。
経験やフックの知識が必要なので、最初は難しいです。
ここまで調べても純正が特定できない場合は、
代替フックを選定します。
そのときは、まず重量を確認します。
純正フック重量の測り方
方法はシンプルです。
- フックを外す
- スプリットリングも外す
- デジタルスケールで測る
※0.01g表示のスケールが便利です。
同じサイズでも、メーカーやモデルで重量は変わります。
同じ#6でも太軸・細軸で重量差が出ることがあります。
この差は、ミノーやシャッドなどサスペンド系では無視できません。
代替フックの選び方(手順)
① 重量を合わせる
誤差ゼロが理想ですが、現実には難しいです。
その場合は、
・フック自体の重量差を見ながら選ぶ
・スプリットリングの重量も含めて調整する
こうして、純正時との重量差を極力小さくします。
レギュラーサイズのプラグであれば、そこまで神経質になる必要はありません。
ただし、小型ルアーやサスペンド系では影響が出やすいので、
純正時との重量差を意識します。
② アイ方向を確認
ルアーには、
・縦アイ
・横アイ
があります。


自分は極力、純正と同じ方向を選びます。
縦アイ用フック
横アイ用フック
③ ゲイプ幅とシャンク長を合わせる
幅が広い/長いと、
・フック同士が絡む
・リップに乗る
逆に、幅が狭い/短すぎると、
・フッキングが悪くなる
純正と同等を基準に選びます。
現場でチェック
上記の3点を大きく外さなければ、まず問題はないはずですが、
不安に感じる場合は、交換後に現場で確認します。
・泳ぎ
・巻きの手応え
・姿勢
・フック干渉
このあたりをチェックしてみると安心です。
意図的に変える場合
個人的に、理由を持って番手やモデルを変える場合もあります。
そのルアーとの付き合いが長く、挙動の傾向が掴めている場合です。
例えばクランクベイトで、
・浮力が欲しい場面で使うことが多ければ、サイズ感は維持して軽量なフックにする
・カバークランキンをしたい場合は、針先がネムったモデルにする
こうした変更を試すこともあります。
自分は交換用トレブルフックを現場に持ち込みませんが、
こういった実験する日は使いそうなものを
ダンプボックスに数種類入れて持っていきます。
純正の基準を踏まえたうえで、柔軟に試してみるのも楽しいものです。
考えて選び、釣った一匹は、とても嬉しいものです。
カテゴリ別の注意点
クランク
・前後フックの絡み
・リップへの乗り上げ
海外クランクや小型クランクで起きやすいです。
ショートシャンクに変更することもあります。
ミノー
・ サスペンドの場合、ちょうどいい浮力調整が難しい
水温や使用ラインでも変わるので注意。
トップ
・前後フック重量バランスで浮き姿勢が変わる
よくある失敗
小さすぎるフック。
小さいと根掛かりしにくく感じますが、
フックがボディに重なり、ボディがガードになります。
結果、
・確かに根掛かりは減る
・同時にフッキング率も落ちる
オカッパリでロスト回避を優先するなど、
目的がある場合はその限りではありません。
まとめ
フック選びは複雑です。
だから一度戻る場所として、
・純正サイズ
・純正形状
・純正重量
を確認しておくことが重要です。
純正フックは、1つの大きな答えです。
しかしフックにはさまざまな選択肢があり、時にナンセンスと思えるセッティングもあります。
まず純正を基準にする。
そのうえで、理由を持って変えてみる。
そうやって積み重ねた経験が、自分の基準になります。
その過程も、釣りの楽しさだと思います。
また釣りに行こう。釣りを楽しもう。





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