力んで持たない

■ノウハウ

釣りをしていると、
ロッドやリールのハンドルを無意識に強く握ってしまうことがあります。

集中していたり、魚を掛けたいと思っていると、
気づかないうちに力が入っていることも多いと思います。

しかし、ロッドやハンドルを力んで持ってしまうと、
釣りの動きがぎこちなくなることがあります。

今回は、
ロッドやリールを力まずに扱うことについて書いてみます。


力むと起こること

まず、力を入れすぎると動作がぎこちなくなります。

例えば、
手の力を抜いた状態で肘を曲げるのと、
拳を強く握りしめた状態で肘を曲げるのでは、
動きのスムーズさが違うと思います。

釣りでも同じで、
あまりに力を入れて握っていると、
体全体が硬くなってしまい、
フッキングなども含め、釣りの動作がしなやかに行えません。


バイトを弾いてしまうことがある

リトリーブ中にロッドを強く握りすぎていると、
本来掛けられたはずの魚が掛からないことがあります。

ロッドは、
少し遊びがあるくらいの状態で持っておく方が
バイトに追従しやすくなります。

イメージとしては、
少しの衝撃でもロッドが動く状態です。

エリアトラウトでは分かりやすいのですが、
「ツンッ」と一瞬だけ出るようなバイトがあります。

なかなか乗せられないタイプのバイトです。

ロッドをガチガチに握り込んでいる状態で
このバイトが出ると、魚はかなり掛かりにくくなります。

しかし、ロッドをやさしく持っていると
掛かってくれることがあります。

自分は力みやすいタイプなので、
エリアトラウトのときは
リールシートから親指を浮かせて持つようにしています。

画像のような持ち方です。

通常のリトリーブ時に、
親指がリールシートに触っていたら
大体力んでいる状態です。

これなら、
目視で自分の状態を確認できます。

また、バスのように
吸い込んで捕食するタイプの魚の場合も同じです。

ロッドを強く握りすぎていると、
魚がルアーを吸い込んでも
うまくルアーが口の中に入らず、
結果としてフックアップしないことがあります。

自分の場合は、
ラインに少し緩みを出しつつ、
ロッドは脱力した握りで対応しています。

ラインセッティングやタックルバランスにもよりますが、
ロッドを軽く持ち、少しの力でも動く状態で保持しておくことで、
拾える魚が増えることもあります。


ハンドルを持つ指も力まない

リールを巻くときのハンドルノブを持つ指も、
できるだけ脱力した状態で持つようにしています。

ここで言う脱力とは、
常に力を抜くという意味ではなく、
巻き取るルアーの抵抗に合わせた最低限の力という意味です。

必要以上に力を入れてしまうと、
巻きの動きがぎこちなくなります。

自分の場合は、
何かの拍子にスッポ抜けるくらい軽く握ることを意識しています。

以前書いた
一定巻き(ステディリトリーブ)も、
ハンドルを力んで持ってしまうと
かなり難しくなると思います。


キャスト時の握り方

キャストを伴う釣りの場合、
キャストのタイミングでロッドを強く握っている方も多いと思います。

右投げ左巻きや、自分のように左投げ右巻きで
ロッドを持ち替えない場合、
強く握ってキャストしたまま、
その力んだ状態でリトリーブに移行してしまうこともあります。

自分の場合は、
持ち方を変えることで力感をリセットしています。

ベイトタックルでは、
ワンフィンガーからスリーフィンガーへ
持ち替えるタイミングです。

スピニングでは、
投げるときと巻くときで
ロッドが手に収まるポジションを変えています。

投げるときは、
上から指先側で持つ形。

リトリーブ時は、
指の付け根から手のひら側で
下から乗せるような形です。

確かに、
重いルアーを投げる場合には
ある程度しっかり握る必要があります。

しかし、一般的なウェイト帯であれば
必要以上に強く握る必要はありません。

ベイトリールであればトリガー、
スピニングリールであればリールフットに
指がかかる形になります。

ゆるく握っていて大丈夫か?と思われる方もいるかもしれませんが、
よほどのことがない限り、タックルが手からすっ飛んでいくことはありません。


キャストの動きにも影響する

必要以上に力んでしまうと、
ルアーウェイトやロッドの撓りを感じにくくなります。

その結果、
キャストのタイミングが取りづらくなり、
キャストが決まりにくくなることがあります。

ロッドの動きやルアーの重さを感じながら
自然に振る方が、
キャストも安定しやすいと思います。


まとめ

ロッドやリールを必要以上に強く握ってしまうと、
釣りの動きがぎこちなくなることがあります。

自分自身、とても力みやすいタイプで、
いまだにふとしたときにグッと力が入っていることがあります。

そのため、上に書いたように
力んでいるかを確認できるチェックポイントをいくつか用意して対応しています。

とはいえ、
いまだに要所やチャンスで力んでしまうこともしばしばです。

ロッドは軽く持ち、
衝撃で少し動くくらいの余裕を持たせておく。

リールのハンドルも、
ルアーの抵抗に合わせた最低限の力で回す。

こうした状態を作っておくと、
今まで掛けられなかったバイトを
物にできるかもしれません。

まずは一度、
ロッドやリールを少し力を抜いて持つことを意識してみてください。

また釣りに行こう。釣りを楽しもう。

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