釣りで「ひらめき」を大切にしている理由

■バスフィッシング

「準備は完璧だ」と思っていたのに、ふとした思いつきで変えた選択が、結果的に1尾をもたらした――
そんな体験、ありませんか?

バスフィッシングでは、
タックルを準備して、荷物を車に積み込んで、釣りに行く準備が一通り終わったあとに、
ふと「これ、やってみようかな」と思いつくことがあります。

出発直前に思い浮かぶルアーやリグだったり、
「今日はこれを入れておいたほうがいい気がする」と感じるようなものです。

自分の場合ですが、こういうひらめきは、
結果的に良い方向に転がることがわりと多いです。

なので、そういう感覚があったときは、
面倒くさがらずにタックルセッティングを組み直したり、
予定になかったルアーを持っていったりするようにしています。

正直、準備が終わってからのやり直しは少し億劫です。
それでも、「まあいいや」と流してしまうよりは、
一度ちゃんと向き合ったほうが後悔が少ないと感じています。


現場で突然ひらめくこともある

こうしたひらめきは、出発前だけではありません。

実際にフィールドに立って釣りをしている最中に、
前触れもなく「これはいけるかもしれない」と思うこともあります。

エリアだったり、ルアーだったり、アプローチの仕方だったり。

わかりやすいところで言えば、
現場に着いたら思っていたより水位が下がっていた、ということがあります。

「ということは、あのエリアも視野に入るな」と考えて、
そこから「あのエリアなら、このルアーでいけそうだな」と、
数珠つなぎのように発想が広がっていくこともあります。

また、ダムが放水していれば、
「流れが効く場所に行ってみよう」と思ったり。

風が吹き始めたら、
「一旦ウィンディサイドに行って、スピナーベイトを巻いてみようか」と考えたり。

こうした判断は、後から振り返れば、
セオリーと言われる動きだったりもします。

それでも、実際の現場でそれに気づいて、
きちんと行動に移せるかどうかは、また別の話だと思っています。

また、唐突にタックルボックスの中で目が合ったルアーが、
結果を出したこともあります。

理由をうまく言葉にできないけれど、
その場の雰囲気や水の感じ、風や流れなどを受け取った結果、
自然と浮かんでくる感覚に近い気がします。

現場での体感からひらめく、という感覚です。

もちろん、これは経験による部分も大きいと思います。


ひらめきは「ゼロから生まれるもの」ではない

自分なりに考えると、
こうしたひらめきは、完全にゼロから生まれるものではない気がしています。

これまでに試してきたこと、
失敗したこと、うまくいったこと、考えてきたこと。

そういった「引き出し」があって、
そこから自然に組み合わさったり、発展したりして出てくるものではないかと思います。

だからこそ、ひらめきを大切にしています。

適当に思いついたように見えても、
その奥には、これまで積み重ねてきた経験があるはずだからです。


無理に従う必要はないけれど、無視もしない

もちろん、ひらめきが常に正解とは限りません。

やってみて外れることもありますし、
結果が出ないことも普通にあります。

それでも、自分の中で「気になる」と感じたことを、
何もせずに流してしまうよりは、
一度試してみたほうが納得できます。

そして、そのときは外したからといって、
完全に切り捨ててしまわず、
「このタイミングじゃなかっただけだ」と思うくらいに、
とどめておくのも大事かなと感じています。

最近は、そんなふうに考えるようになりました。

今回はバスフィッシングを例に書きましたが、
こうしたひらめきや違和感は、きっと他の釣りでも同じだと思っています。
海でも、管理釣り場でも、
その場の変化に気づいて行動できるかどうかは、大きな差になります。

出発前や現場でふと浮かんだアイデアを、
これからも大切にしながら、釣りを続けていきたいと思っています。

また釣りに行こう。釣りを楽しもう。

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