エリアトラウトでわかる|気づく→近づく→口を使う

■エリアトラウト

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前回の記事で、気づく → 近づく → 口を使うという流れについて書きました。

バスフィッシングを例にして説明しましたが、
バスの場合は、魚の密度や水の透明度、釣り場の規模などの影響で、
この流れを体感として確認するのはなかなか難しいものがあります。

そこで、魚が口を使うまでの動きを観察するという意味では、
エリアトラウトはこの流れがとても分かりやすい釣りだと思っています。

クリアウォーターの釣り場では魚の動きが見えやすく、
ある程度の密度で魚がいるため、目視しながら釣ることで、
ルアーに気づいてもらい、近づく(追う)までの状況を確認しやすくなります。

というわけでこの記事では、
気づく → 近づく → 口を使うの流れを、エリアトラウトに当てはめて書いていきます。


気づく

まず、魚にルアーの存在を認識してもらう必要があります。

スプーンやクランクを巻いてアピールすると思いがちですが、
それ以前に、キャストしてルアーが着水する。この瞬間も大きなアピールになっています。

着水音が出ますし、水面に今までなかったものが急に現れるからです。

冬はあまり感じませんが、虫が飛び始める時期になると、
クランクをキャストして着水、巻き始めようとした瞬間にバイト、ということが起こります。

この場合、短い時間ですが、気づく → 近づく → 口を使うが成立しています。

さて、普通にキャストして巻いてくる場合に話を戻します。

エリアトラウトでは、

・スプーンの視覚的なアクション
・カラーやフラッシング
・水押しや波動の強さ
・サイズ感

こうした要素が「気づく」きっかけになります。

クリアウォーターの釣り場であれば、地味なカラーでも多くの魚は気付いていると感じます。

そこで魚が追う体勢に入れば簡単ですが、無反応の場合もあります。
この場合は、魚が近づいてくるレンジや速度を探していきます。

それに合わせながらルアーを変えたり、カラーを変えたり、試していきます。

同じレンジを通していても、カラーやサイズを変えた瞬間に反応が出ることもあります。


近づく

気づいても、必ず口を使うわけではありません。

魚がルアーを見つけて近づいてくる、いわゆる「追う」状態です。
ここから口を使ってもらうために、また試行錯誤が始まります。

素直にパクッといく場合もあれば、追ってくるだけのこともあります。
鼻先まで来ているのに食わない、そんな場面もあり、観察していて楽しいタイミングでもあります。

速すぎると追いきれない。
遅すぎると興味を失う。

こうした反応を観察していると、見えてくるものがあります。

経験が少ないと、魚が追ってきたときに、追いつかせようとしてリトリーブを遅くしがちですが、これでは見切られることが多いと感じています。

追っているのに食わないときは、巻き速度を上げる方向で調整していきます。
徐々に速くする、瞬間的に速くするなど、いくつか試していきます。

エリアトラウトでは、この段階の「食うか食わないか」の分水嶺を、
自分で調整していくところに楽しさを感じています。


口を使う

口を使う瞬間には、

・捕食
・反射
・競争

いくつかの理由があります。

急に目の前にルアーが現れた場合や、
回遊している魚とリトリーブ中のルアーがうまく交差したときなどは、
魚の視界に入った瞬間に強く反応し、激しくバイトすることがあります。

反射で思わず口を使ったのだと分かる場面ですね。

競争心の例として、自分がよく行く釣り場では、
ボトムルアーや浮上系ミノーの釣りでそれを感じることがあります。
一匹で追うときより、複数匹で追ったときのほうが見切りが少なく、
バイトも深い傾向があると感じています。

このときのバイトは見ていてとても分かりやすく、
何度も果敢にルアーへアタックしてくることもあり、
ルアーフィッシングの面白さを強く感じる瞬間です。


エリアトラウトでの判断基準

現場では、次の要素を組み合わせて考えています。

・レンジ
・速度
・ルアーパワー(サイズやアクションなどの存在感)
・カラー

まず魚にルアーの存在を認識してもらい、
その上で近づきやすい条件を探していきます。

魚が好んで反応してくれる要素を、一つずつ見つけていく感覚です。


観察できる釣りだから分かること

クリアウォーターのエリアトラウトでは、

・追うけど食わない
・見に来るだけ
・横から急に食う

といった、さまざまな魚の動きを見ることができます。
他の釣りではなかなか観察できない場面でもあります。

魚種が違えば、すべてをそのまま当てはめることはできないかもしれません。
それでも、魚という括りで見たとき、この観察経験は、
バスや他の釣りでも傾向として知っておいて損はないと感じています。


まとめ

魚にルアーを見つけてもらい、近づき、口を使う。

この流れは、クリアウォーターのエリアトラウトでは、とても分かりやすく体験できます。

再現性があり、状況に応じて人間側が介入できる
技術的な側面も、多くの釣りの参考になると思います。

自分なりの「気づかせる基準」を、この3つの流れを意識しながら、
少しずつ積み重ねてみてください。

また釣りに行こう。釣りを楽しもう。

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