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ポッパーなどのリアフックには、
フェザーが巻かれたトレブルフックが
使われていることがあります。
フェザーにはアピールを加えたり、
ルアーの移動距離を抑えるブレーキになったり、
バイト時の吸い込みやすさに影響したりと、
いくつかの役割があります。
しかし、長く使っていると
フェザーは少しずつ傷んできます。
同時にフックポイントも鈍ってくるため、
いずれ交換が必要になります。
そこで新しいフェザーフックを探すわけですが、
普通のトレブルフックと比べると、
市販されているフェザーフックは
それほど種類が多くありません。
使っているルアーにちょうど合うものがあれば
それで問題ありません。
ただ、フックの形状やサイズ、
フェザーの量や長さ、カラーまで考え始めると、
意外と欲しいものが見つからないことがあります。
そんな時は、
自分で作ってしまうのも一つの方法です。
フェザーフックは自分でも作れる

フェザーフックを作るとなると、
少し難しそうに感じるかもしれません。
しかし、自分で使うものと考えれば、
最初から専用工具をすべて揃えなくても作れます。
自分が最初に作った時は、
フェザーだけを購入し、
細いPEラインをスレッド代わりにしていました。
まず、用意したフェザーの中から、
ちょうど良さそうな大きさのものを
巻きたい量だけ選びます。
必要があれば、
ハサミでカットして長さや形を整えます。
次に、トレブルフックのシャンクへ
PEラインを何周か巻き付けます。
その後、
3本あるフックの間へそれぞれフェザーを配置し、
PEラインを巻いてフェザーを固定していきます。
巻き終わったら、
ハーフヒッチを何回かして結びます。
さらに、巻いた部分へ瞬間接着剤を付けて固定し、
最後にクリアのマニキュアを塗って仕上げていました。
これでも普通に使用できます。
自分で使うものなので、
フェザーを縛っている部分の見た目が
多少悪くても大きな問題ではありません。
無いものを使える状態にする、
という意味ではこれで十分です。
道具があるとかなり作りやすくなる

とはいえ、
フェザーをきれいに配置しながら巻こうとすると、
専用の道具があった方が作業はしやすくなります。
フックを固定するバイスや、
スレッドを保持するボビンなどがあると、
フェザーの位置を調整しながら
一定のテンションで巻きやすくなります。
仕上がりもきれいになりますし、
何本かまとめて作る場合には
作業速度もかなり変わります。
最初は簡単な方法で作ってみて、
必要だと感じたら道具を追加していくくらいでも
よいと思います。
フェザーの量でルアーの動きが変わる
自作したフェザーフックを
ポッパーへ装着して使ってみると、
面白かったのがフェザーの量による違いです。
フェザーをフサフサに多く巻くと、
水を受ける抵抗が増えます。
そのためルアーへブレーキが掛かりやすくなり、
アクションを加えても
想像以上に手前へ移動しにくくなります。
反対にフェザーを少なめにすると、
抵抗が減るため、
スパッ、スパッと軽快に動くような
キレを感じることがあります。
同じポッパー、同じフックサイズでも、
リアフックへ巻かれているフェザーによって
動きの印象が変わるわけです。
つまりフェザーフックは、
単純な交換用フックというだけではありません。
フェザーの量や長さによって、
ルアーの性格を多少調整できる
チューニングパーツとして見ることもできます。
基本は純正を基準にしている

とはいえ、
自分の場合は積極的にルアーの動きを
変えたいわけではありません。
基本的には、
純正で装着されているフェザーフックを基準にして、
できるだけ近いサイズ感と
ボリュームになるように作っています。
純正状態で気に入って使っているルアーなら、
まずはそのバランスを崩さない方が
扱いやすいと考えているためです。
それでも、
フェザーの種類や量が少し変わっただけで、
水馴染みや動きに違いを感じることがあります。
このあたりは、
実際に作って使ってみるとなかなか奥深い部分です。


影響の大きさはルアーによって違う
もちろん、
すべてのルアーで同じように
大きな変化が出るわけではないと思います。
ルアー本体が大きかったり、
もともとのアクションが強かったりする場合には、
フェザーによる違いは
相対的に小さくなるかもしれません。
一方でポッパーのように、
移動距離や水の受け方によって
アクションの印象が変わりやすいルアーでは、
リアフックの影響も大きく感じます。
フックを交換するだけのつもりだったものが、
実際にはルアー全体のバランスにも
関わっているわけです。
フェザー以外の素材も使える
巻く素材はフェザーだけではありません。
ティンセルやマラブー、
シリコンスカートなども使えます。
素材によって水中での動き方も違いますし、
長さや量、カラーも自由に変えられます。
そこまで考え始めると、
かなり選択肢が増えてきます。
市販品から交換するだけなら
それほど考える必要はありませんが、
自作できるようになると、
少しずつ試してみたくなる部分でもあります。
このあたりは、
なかなかの沼です。
ただ、
自分の使いたいフックを選び、
純正を基準にしながら
好きなバランスで作れるのは、
自作する大きなメリットだと思います。
市販品を探して
「これだと少し違うんだよな」と悩むくらいなら、
無いものは作ってしまう。
フェザーフックは、
比較的それがやりやすいパーツだと思います。
そして、自分で巻いたフェザーフックを付けたルアーで
魚が釣れると、なんか嬉しい。
こういう楽しさがあるのも、
自作の良いところだと思います。
また釣りに行こう。釣りを楽しもう。


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