純正フックを基準にした代替フックの選び方

■バスフィッシング

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今回はバスプラグを前提にお話します。

フックは消耗品ですが、
ルアー設計の一部です。

そのルアーを作った方やメーカーがテストし、
そのルアーがきちんと機能することを前提に選定して装着されています。
(昔は冗談だろ?というフックが付いているモノもありましたが。)

なのでフックが傷んだから交換しようとなった場合、
適当に選んで装着すると

・泳がない
・動きが変わる
・深度が変わる
・姿勢が変わる
・フッキングが悪くなる

こういう問題が起きます。

原因の多くは、設計基準となる純正フックと、交換フックのサイズ・重量・形状の差です。

なぜ純正フック重量が基準になるのか

売っている状態以外を基準にする理由は、基本的にありません。

そのルアーは、純正フックを前提にテストされています。
まず純正を基準にし、必要があれば理由を持って変更します。

純正とは異なるフックに交換すると、程度の差はあれ、

・潜行深度
・ロール/ウォブル
・姿勢

など、さまざまな点が変わります。


まずやること:純正を知る

とりあえず現状復帰を試みる場合は、
代替フックを探す前に純正フックを確認します。

・メーカー
・モデル名
・サイズ

メーカーHPやパッケージに記載があれば、
同じフックを用意すれば現状復帰できます。

記載がない場合は、

・ネットで検索
・形状から推定
・実物を比較

このあたりで探します。
経験やフックの知識が必要なので、最初は難しいです。

ここまで調べても純正が特定できない場合は、
代替フックを選定します。

そのときは、まず重量を確認します。


純正フック重量の測り方

方法はシンプルです。

  1. フックを外す
  2. スプリットリングも外す
  3. デジタルスケールで測る

※0.01g表示のスケールが便利です。

同じサイズでも、メーカーやモデルで重量は変わります。
同じ#6でも太軸・細軸で重量差が出ることがあります。

この差は、ミノーやシャッドなどサスペンド系では無視できません。


代替フックの選び方(手順)

① 重量を合わせる

誤差ゼロが理想ですが、現実には難しいです。

その場合は、

・フック自体の重量差を見ながら選ぶ
・スプリットリングの重量も含めて調整する

こうして、純正時との重量差を極力小さくします。

レギュラーサイズのプラグであれば、そこまで神経質になる必要はありません。
ただし、小型ルアーやサスペンド系では影響が出やすいので、
純正時との重量差を意識します。


② アイ方向を確認

ルアーには、

・縦アイ
・横アイ

があります。

自分は極力、純正と同じ方向を選びます。

縦アイ用フック

横アイ用フック


③ ゲイプ幅とシャンク長を合わせる

幅が広い/長いと、

・フック同士が絡む
・リップに乗る

逆に、幅が狭い/短すぎると、

・フッキングが悪くなる

純正と同等を基準に選びます。


現場でチェック

上記の3点を大きく外さなければ、まず問題はないはずですが、
不安に感じる場合は、交換後に現場で確認します。

・泳ぎ
・巻きの手応え
・姿勢
・フック干渉

このあたりをチェックしてみると安心です。


意図的に変える場合

個人的に、理由を持って番手やモデルを変える場合もあります。

そのルアーとの付き合いが長く、挙動の傾向が掴めている場合です。

例えばクランクベイトで、

・浮力が欲しい場面で使うことが多ければ、サイズ感は維持して軽量なフックにする
・カバークランキンをしたい場合は、針先がネムったモデルにする

こうした変更を試すこともあります。

自分は交換用トレブルフックを現場に持ち込みませんが、
こういった実験する日は使いそうなものを
ダンプボックスに数種類入れて持っていきます。

純正の基準を踏まえたうえで、柔軟に試してみるのも楽しいものです。
考えて選び、釣った一匹は、とても嬉しいものです。


カテゴリ別の注意点

クランク

・前後フックの絡み
・リップへの乗り上げ

海外クランクや小型クランクで起きやすいです。
ショートシャンクに変更することもあります。


ミノー

・ サスペンドの場合、ちょうどいい浮力調整が難しい

水温や使用ラインでも変わるので注意。


トップ

・前後フック重量バランスで浮き姿勢が変わる


よくある失敗

小さすぎるフック。

小さいと根掛かりしにくく感じますが、
フックがボディに重なり、ボディがガードになります。

結果、

・確かに根掛かりは減る
・同時にフッキング率も落ちる

オカッパリでロスト回避を優先するなど、
目的がある場合はその限りではありません。


まとめ

フック選びは複雑です。
だから一度戻る場所として、

・純正サイズ
・純正形状
・純正重量

を確認しておくことが重要です。

純正フックは、1つの大きな答えです。
しかしフックにはさまざまな選択肢があり、時にナンセンスと思えるセッティングもあります。

まず純正を基準にする。
そのうえで、理由を持って変えてみる。

そうやって積み重ねた経験が、自分の基準になります。
その過程も、釣りの楽しさだと思います。

また釣りに行こう。釣りを楽しもう。

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