ライントラブルの話

■ノウハウ

釣りをしていると、ライントラブルは避けて通れません。

スプール周り、ガイド、ライン同士。
状況は様々ですが、

気をつけていても起きるものは起きます。

今回は、自分が現場でやっている考え方と対処を書いていきます。


前提|ライントラブルは起こるもの

まず前提として、

ライントラブルは起こるものとして考えています。

防ぐ意識はもちろん重要ですが、完全にゼロにはできません。
あらかじめそう捉えておくだけでも、発生時に冷静に対処しやすくなります。

そのうえで、

・起きやすい状況や動作を把握する
・絡みの仕組みを理解しておく

この2つを押さえておくと、無理な対応をせずに済みます。


よくあるトラブル

自分の釣りでよく起きるのはこのあたりです。

・ベイトリールのバックラッシュ
・スピニングの糸ヨレとたるみによる絡み
・ガイド周辺へのラインの絡み

どれも構造的に起きるものなので、
「防ぎきる」よりも「対処できる」方が重要です。


やってはいけないこと|強く引っ張る

多くのライントラブルで共通してやってはいけないのが、

強く引っ張ることです。

絡んだ状態で力をかけると、

・絡んだ部分が締まる
・ラインが食い込む
・キンク(折れクセ)がつく

といった状態になります。

一度締め込むと、ほどくのはかなり難しくなります。
また、キンクが発生した部分はラインの強度が大きく落ちます。


現場での基本手順

自分の場合、ライントラブルが起きたら
以下の流れで対処しています。

① テンションを抜く

まずラインのテンションを抜きます。

テンションがかかったままだと、
どんどん締め込む方向に進んでしまいます。


② 状態を確認する

絡んでいない部分をゆっくりと逃がしながら、
どこで止まっているのか、どの部分が絡んでいるのかを確認します。


③ 絡みの原因部分を処理する

状況によって対処は変わるため、
絡みの状態に合わせて対応します。

基本的には、
引っかかっている箇所をピンポイントで緩めていきます。

無理に全体を動かすのではなく、
原因になっている部分だけを少しずつ動かしてほどくことで、
締め込みを防ぎながらほどきやすくなります。

また、スピニングリールの場合はヨレが入っていることも多く、
絡んでいない部分が作業中に新たに絡むことがあります。

そのため、逃がしたラインが再び絡まないようにしておくことも重要です。


ほどくか、切るかの判断

ここは重要なポイントです。

自分は、
「ほどく時間」と「切って復旧する時間」を比較して判断しています。

また、ほどけたとしてもラインにダメージが入りそうであれば切ります。

時間をかけて復旧できたとしても、
釣りの時間が減ってしまっては本末転倒です。


切る判断|早めでもいい

特にエリアトラウトのように細いラインを使う場合は、
少し面倒そうな絡みだと感じた時点で切ることも多いです。

理由としては、

・細いラインはほどくのが難しい
・ヨレが入った状態でトラブルが起きている
・無理に使うと次のトラブルにつながる

このあたりです。

そのため、自分はエリアでは、
余裕を持ってラインを多めに巻いています。


トラブルを減らす動作

完全に防ぐことはできませんが、
減らすことはできます。

例えば

・スピニングで巻き出すときにラインローラーに乗せる
・常に軽くテンションをかけて扱う

この2点だけでも、
トラブルの発生はかなり変わります。


まとめ

ライントラブルは、完全に防ぐことはできません。

実際、自分も数え切れないほどライントラブルを経験してきました。
その中で、これは直せそう、これは厳しそう、といった判断も、
見た目や感覚での基準があります。

最初からは難しい部分もあると思いますが、

まずは起こるものとして考えておく、
そうした心構えを持っておくと冷静に対処しやすくなり、
トラブルの連鎖も避けやすくなります。

また釣りに行こう。釣りを楽しもう。

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