SUPで海へ出るようになってから、
よく行くエリアの特徴もあり、
自分の釣りは根魚中心になりました。
朝はチェリーリグやリーダーレスダウンショットで、
根周りを丁寧に探っていきます。
よく行くエリアでは、
朝の数時間は反応が良く、
カサゴやアカハタを狙うには十分楽しめます。
しかし、開始から3時間ほど経つと、
根魚からの反応は徐々に落ちていくことがほとんどです。
夏時期のSUPは暑さの影響もあるため、
昼頃には上がることが多く、
これまではその限られた時間の中で、
反応が落ちてからの根魚をどう攻略するかばかり考えていました。

これまでの考え方

朝は根魚。
反応が落ちても根魚。
最後まで根魚。
釣れる場所を探したり、
リグを変えたり、
誘い方を変えたりしながら、
少しでも魚を絞り出すことを考えていました。

実際、自分はこうした試行錯誤が好きなので、
それ自体を苦に感じたことはありません。
また、SUPは持ち込めるタックルにも限りがあります。
あえて選択肢を絞り、
「今日はこの釣りをやり切る」
と決めて臨むスタイルも、自分は好きです。
そのため、自分の中では
「今日は根魚を狙う日」
という考え方が強く、
途中で別の魚を狙うという発想はほとんどありませんでした。
ベイト反応との出会い

先日の釣行で、
その考え方が少し変わりました。
朝の根魚が落ち着いたあたりで、
強めの風が吹き始めました。
帰着場所とは反対へ吹く風だったこともあり、
早めに帰着エリア近くの、
風を避けられる場所へ移動しました。
すると、そこでまとまったベイト反応を見つけました。
この場所は、
根魚を狙うエリアへ向かう途中にあり、
ベイトを目視すること自体は以前からありました。
しかし当時の自分は、
そのベイトにリンクしている魚のイメージが湧かず、
「今日も元気にいっぱいいるな」
くらいにしか思っておらず、
そのまま通り過ぎていました。
今回は一緒に釣りをしていた友人も、
ベイト反応へメタルジグを入れ、
イサキとオオモンハタをキャッチしていました。
どちらも良型だったこともあり、
「これは自分もやってみないと!」
と急いでジグをセットしたわけです。
ジグを放り込んでみると、
程なくしてかわいいショゴがヒットしました。
その後はボイルのような状況にもなり、
同サイズのショゴを追加しました。
これまで通り過ぎていたベイトが、
初めて「魚を探すヒント」に変わった瞬間でした。
もちろん、
一度だけの出来事で、
毎回同じようになるとは限りません。
それでも、
「ベイトがいる場所には、見えないながらも魚が集まっている」
ということを、
実際の釣果として見ることができました。
まぁ、バスフィッシングで散々ベイトに裏切られてきたので、
ここまで素直なのかと驚いたのが本音です(笑)
魚の見方が変わった
今回、一番大きかったのは、
ショゴが釣れたことではありません。
ベイトと魚が結び付いたことです。
これまでは、
根の地形や水深を中心に見ていました。
しかし今回は、
ベイト反応そのものが
探す対象になりました。
朝は根魚を狙い、
反応が落ちてきたらベイトを探す。
ベイトが見つかったら、
ジグを落としてみる。
そんな新しい流れが、
自分の中で生まれました。
そこで見えてきた課題
もちろん、今使っているロッドでもメタルジグは扱えます。
実際にショゴを釣ることもできました。

SUPでの根魚用に選んだロッドなので、
タックルバランスとしては決して良いとは言えません。
それを承知で使っていましたが、
改めてメタルジグを使ってみると、
ジグが少し動きすぎることや、
急にナブラが出た時には、
根魚用のリグとジグを付け替える手間も気になるようになりました。
そんなこともあり、
ジギング用タックルの追加を考えるようになりました。
その一方で、
2本持ち込んだ場合のSUP上での取り回しは気になる部分です。
また、自分が行くエリアは、
岩礁帯のような場所からエントリーすることも多く、
SUPの積み込みや片付けにも気を使います。
ロッドが一本増えるだけでも、
準備や運搬の手間は確実に増えます。
こうしたことも踏まえると、
ロッド一本って、本当に楽なんですよ。
つまり、
「専用ロッドがあれば快適になる。」
それだけでは判断できないということです。
道具を買う理由
釣具を買う理由は、
新製品だからでも、
古くなったからでもありません。
ある程度やり込んでいるバスフィッシングでは、
買い替えや興味から道具を選ぶこともあります。
一方で、
まだ経験の浅い海の釣りでは少し違います。
新しい釣り方を取り入れたいと思った時や、
実際に釣りをして必要だと感じた時に、
新しいタックルを導入することがほとんどです。
自分にとっては、
そこがタックルを見直すタイミングになります。
今回も、
新しいロッドが欲しくなったわけではありません。
朝は根魚。
その後はベイトを探してジグを使う。
そんな新しい釣り方が見えてきた結果として、
今までのタックルでは少し役割が足りないと感じるようになりました。
道具が先ではなく、釣り方が先。
ジギング用タックルを導入するかどうかは、
もう少し試しながら考えてみようと思います。
また釣りに行こう。釣りを楽しもう。


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